痴漢・盗撮で逮捕されたときの弁護士をお探しの方へ

1 痴漢や盗撮を疑われた場合の対処法を簡単に説明

もし電車内で痴漢や盗撮を疑われ、駅員室への同行を求められたら、その場から逃げることは絶対に避けてください。
今の時代、防犯カメラが至るところにあるため、逃げ切るのはほぼ不可能です。逃げる途中で他人にケガをさせたりすると、さらに状況が悪化します。

●落ち着いて行動する

1.同行を拒否する:その場に立ちどまり、穏やかに駅員室への同行を断ります。

・名刺や身分証明書を提示して、「後日呼び出された際には捜査に協力する」と伝えましょう。
・絶対に走って逃げないでください。

2.弁護士に連絡する:近くの法律事務所を探して電話をかけるのも有効な手段です。現場に来てもらえる弁護士がいれば、さらに安心です。

●警察を呼ばれて逮捕される場合

もし警察が呼ばれて逮捕されることになった場合、次のことを心掛けましょう。

1.家族に連絡する:逮捕手続きの前なら、自分で家族に電話をかけることが可能です。冷静な声で事情を説明し、家族が無用に心配しないようにしましょう。

・弁護士の手配や必要な差し入れ(下着など)を依頼してください。

2.連行先を確認する:警察官に「どこの警察署に行くのか」を確認し、家族に伝えます。

●家族に隠さない

逮捕された事実を家族に隠すことはほぼ不可能です。だからこそ、最初の電話で誠実に説明することが大切です。これにより、家族との信頼関係を守ることができます。

☆ポイント
・逃げない
・落ち着いて行動する
・弁護士や家族にすぐ連絡する

冷静な対応が、後の状況を少しでも有利にします。

2 黙秘する

警察で取調べを受けるときは、弁護人(弁護士)が来るまで、何も話さないでください。
ただし、以下の情報だけは話しても構いません。

・名前
・住所
・勤務先

これを伝えることで、身元が確認されればその日のうちに帰れる可能性もあります。

●話してはいけないこと

・取調べの内容:警察からどんな質問をされても、答えないでください。

  例:「弁護人と相談してからお話しします」と繰り返すだけでOKです。

・スマホのパスコード:絶対に教えないでください。スマホの中のデータが証拠になる場合があります。

●黙秘の重要性

冤罪の場合でも、そうでない場合でも、黙秘権を貫くことが大事です。
もし話してしまったとしても、以下の点を守りましょう。

・供述調書にサインしない:「弁護人と相談してからにさせてください」と伝え、サインを拒否してください。

●警察官の対応に注意

取調べを行う警察官は供述を引き出すプロです。

・優しい態度で安心させたり
・厳しい態度でプレッシャーをかけたりすることもあります

どんな状況でも、「弁護人と相談してからにさせてください」を何度も繰り返してください。

●ポイントまとめ
・名前や住所など身元確認に必要な情報以外は話さない
・スマホのパスコードは絶対に教えない
・「弁護人と相談してからお話しします」と繰り返す
・調書にはサインしない

冷静に対応し、弁護士が来るまで耐えることが重要です。

3 早期(48時間)の釈放を目指す

1. 逮捕後の流れを知る

・逮捕されると、最大48時間の拘束があります。
・その後、さらに拘束が続く「勾留」(最大20日間)を防ぐことが重要です。
 勾留を防げれば、2日以内に家に帰ることができます。

2. 警察の圧力に負けない

・警察は「黙秘していると勾留される」と言ってプレッシャーをかけてくることがあります。
 しかし、痴漢や盗撮事件では、黙秘が必ず拘束を長くするわけではありません。
・早く解放されたい一心で、やっていないことを認めてしまう人もいますが、絶対に認めないでください。

3. 弁護士(弁護人)の早期依頼が大切

●私選弁護人(自分で依頼する弁護士)は、勾留を防ぐために必要です。

・国選弁護人(国が選ぶ弁護士)は、勾留決定後にしか選任されません。
・48時間での釈放を目指すなら、早急に私選弁護人を依頼してください。

●当事務所では、次の手順でスピーディに対応します

・面会(本人の状況を把握)
・ご家族との相談
・検察や裁判所と交渉し、「逃亡の恐れがない」と証明する

4. 釈放を目指すための対策

●家族や勤務先の資料を準備してください。
 ・「本人が逃げたり隠れたりしない」ことを裁判所に説明します。
●弁護士が裁判所や検察と直接交渉することで、釈放の可能性が高まります。

まとめ
・48時間以内の釈放を目指すなら、私選弁護人の依頼が必要。
・警察の圧力に負けず、黙秘を貫くことが重要。
・早めの弁護士依頼が、最短で家に帰るための鍵です。

早期釈放の実績がある当事務所にぜひご相談ください。

4 示談に強い弁護士を選任する

☆示談とは?

被害者に謝罪し、慰謝料(示談金)を支払うことで、事件を円満に解決する方法です。
示談は、あなたの早期釈放や不起訴処分を目指す上で非常に重要な手段です。

☆冤罪の場合でも示談は有効

たとえ冤罪であっても、被害者が誤解するような行動をしていた場合、
その点について謝罪し、示談をすることがあります。

☆示談交渉の難しさ

・痴漢事件の示談交渉は繊細かつ難易度が高い分野です。
・一般的な交通事故の示談と同じように進めると、被害者をさらに傷つけてしまう可能性があります。

痴漢事件の解決実績が豊富な弁護士に依頼することで、スムーズな示談成立が期待できます。

☆示談の解決イメージ

① 事件の翌日に示談を成立させ、48時間で釈放されるケース
1.逮捕当日に弁護士へ依頼
 弁護士が警察と交渉し、被害者の連絡先を入手します。
2.示談金の準備
ご家族や支援者に示談金(現金)の用意をお願いし、迅速に交渉をスタート。
3.示談の成立
翌日には被害者の同意を得て、示談金を支払い、示談書にサインをいただきます。
4.示談書の提出
示談書を検察や裁判所にすぐに提出し、勾留を阻止して釈放を実現します。

② 釈放後に示談を成立させ、不起訴を目指すケース
1.逮捕後すぐに弁護を依頼
被害者との交渉が長引きそうな場合、示談交渉中であることを検察や裁判所に報告。
2.勾留を阻止し、釈放を実現
まずは釈放された状態で交渉を続ける。
3.時間をかけた交渉
3~6か月を目処に示談を成立させます。
4.不起訴処分を目指す
示談書を検察に提出し、不起訴となるよう働きかけます。

☆ポイント
・早期釈放を目指すなら迅速な示談が重要。
・不起訴処分を目指すなら、時間をかけた慎重な交渉が必要。
・示談交渉の成功には、痴漢事件の解決経験が豊富な弁護士のサポートが欠かせません。

示談交渉をスムーズに進め、最善の結果を得られるようお手伝いします

5.痴漢・盗撮事件は当事務所にご相談ください

痴漢・盗撮事件では、他の犯罪と比べても早急に弁護人を選任することが特に重要です。

●早期弁護が必要な理由

1.早期釈放を目指す

 ・逮捕後48時間以内に釈放されるかどうかは、迅速な弁護活動にかかっています。

2.被害者との示談交渉

 ・示談は早期釈放や不起訴処分を目指す上で非常に有効ですが、迅速かつ繊細な対応が必要です。

●国選弁護人と私選弁護人の違い

・国選弁護人は、勾留が決定してから選任されます。
 そのため、逮捕後すぐに活動を開始することができません。

・私選弁護人であれば、逮捕後すぐに弁護活動を開始できます。
 早急に私選弁護人を依頼することで、早期釈放や示談交渉がスムーズに進みます。

まずは当事務所にご相談を

痴漢・盗撮事件に関する解決実績が豊富な当事務所では、迅速かつ的確な弁護活動を提供します。
早急な対応があなたの未来を守る第一歩です。困ったら、すぐにご相談ください。