遺言・相続について(家族に財産を残す)

生前にあなたがしておくべき資産の整理

家族に財産を残すために

生前に共有すべき情報は?

生前に家族に情報を共有しておく

1 借金も遺産として家族に引き継がれます!
生前にやっておくべきことでとても重要なことは、「資産が見える」ように整理しておくことです。
相続の相談で多いのが「相続放棄をすべきか?」というものです。相談者の多くが「死んだ〇〇がどこにいくら借金があるか全く分からない。借金を相続するのが怖いから相続放棄を検討している。」とおっしゃいます。
ご家族が安心してあなたの遺産を引き継げるよう、借金の情報を整理して共有しておくことをお勧めします。

2 資産の種類
・現金
・預貯金
・有価証券
・生命保険
・公的年金
・動産(自動車や時計、貴金属など)
・不動産
・会員権
・借金(どこにいくらあるか)
・クレジットカード

3 遺言書の保管場所
せっかく遺言書を書いても、誰にも知らせずにタンスの中にしまってあっては、ご家族が遺言書を見つけられないかもしれません。
遺言書の保管先として
・法務局
・法律事務所
・信託銀行
などがあります。
当事務所では遺言書を年間1100円でお預かりするサービスをしていますのでぜひお問い合わせください。
営業時間 09:00 - 17:00
03-5808-9084
土日祝日休み

資産総額の正しい算出方法は?

資産の総額を把握するために、ぜひ資産目録(あなたの資産の一覧表)を作成しておきましょう!
資産目録の書き方には決まりありません。まずは、こちらの資産目録シートに入力してみましょう。

株・保険・土地・家はどう整理する?

1 株式
株式や投資信託などの有価証券は、ご家族が把握していないことが多く、一度終了した相続手続きや相続税の計算のやり直しが必要になることがあります。
また、有価証券を分割するには売却のために相続人全員の署名と押印(実印)が必要となるのですが売却のタイミングなどで意見があわずトラブルになることもよくあります。
相続手続きが複雑になることを避けるために、タイミングを見ながら有価証券の売却をしていくことをおすすめします。そして、証券口座が複数ある場合は一つにまとめておくようにしましょう。

2 保険
日本人は生命保険に入りすぎです!複数の保険に加入している方も少なくありません。
保証内容が重複していたり、必要のない保証は解約しましょう。「いま解約するともったいないですよ。」と言われるかもしれませんが、必要のない保険に入っていることのほうがよっぽともったいないです。

3 土地・家
必ず、ご家族に不動産の情報を共有しておきましょう。不動産の権利に関する書類を整理しておかなければなりません。
登記済権利証・登記識別情報のほか、借地上の建物の場合は土地賃貸契約書がとても重要な書類です。これらの書類が見つからずに相続人が大きな不利益を被ることもあります。
また、人に土地を貸しているなら、その権利関係も整理しておきましょう。借地人が「亡くなったお父さんから『地代を3年間いらない』と免除された」などと主張されたこともあります。

遺言書の費用

Cost
遺言書の作成
5万5000円
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遺言書の保管
年間1100円
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